





女性には、排卵の時期によって「妊娠しやすい日」や「妊娠しにくい日」がありますが、「妊娠しない日」というのはありません。妊娠を望まないなら「毎日が避妊日」と思ってください。





初めてのセックスでも、何回目かのセックスでも、卵子と精子が出会えば、妊娠する可能性があります。初体験でも、妊娠を望まないならきちんと避妊をしましょう。





避妊法には、コンドームのようにコンビ二やドラッグストアーで購入できるもの、ピルと呼ばれる低用量経口避妊薬(OC)などのように婦人科でないと購入できないものがあります。避妊効果や特徴もそれぞれ異なりますので、まずは、きちんと勉強し、どの避妊法が自分たちにあっているのかをパートナーと一緒に話し合ってみましょう。





射精していなくても、男性の性器からの分泌液(カウパー氏腺液)には、微量ながら精子が存在している可能性があります。微量でも精子が子宮内に進入すれば妊娠する可能性はありますから、コンドームは女性の性器に挿入する前に必ず装着してください。





射精を繰り返して、一度の射精の精液量が減ったとしても、その中に精子は存在するので避妊が必要です。ただし、男性は避妊手術をすれば、精子を含まない精液を射精することが可能になります。ただし、一度避妊手術をしてしまうと、元の状態に戻すことは難しいといわれています。





コーラやレモンなど酸性の液体が精子を殺すという噂は根拠のない情報です。射精の後に腟を洗浄しても避妊効果はありません。





セックスをすれば妊娠する可能性があります。よって、望まない妊娠を防ぐためには、避妊法についての正しい知識を持ち、金額だけで決めるのではなく、自分やパートナーにあった避妊法を選ぶことがとても重要です。





女性上位なら、精子が子宮に到達しにくいと思っている人がいるようですが、微量でも精子が子宮内に進入すれば妊娠する可能性はありますから、きちんと避妊をすることが大切です。





女性だけに避妊の責任や負担がかからないように、二人できちんと話し合って選択しましょう。また、性感染症の予防に有効なのはコンドームですので、男性はコンドームを使用するなど、性感染症の予防と避妊、両方を考えて、男性ができることはきちんと行ってください。





女性のカラダは、月経周期という毎月のホルモン分泌のリズムによって微妙に体調や体温が変化します。基礎体温を測ることで、体温の変化から排卵日を予測し、「妊娠しやすい日」を割り出す方法や検査薬で尿中のホルモン濃度を調べ、排卵日を予測する方法などもあります。





射精していなくても、男性の性器からの分泌液(カウパー氏腺液)には、微量ながら精子が存在している可能性があります。よって、腟外射精は避妊法の1つとは言えません。コンドームを使用せず腟外射精をしたら、妊娠する可能性も性感染症の感染率も高くなります。





男性主導のコンドームだから男性が、女性主導のピル(OC)だから女性が費用を負担するというのではなく、収入などを考慮した上で、パートナーとよく話し合ってお互いの負担額を決めてはいかがでしょう。





男性は常に精子がカラダの中で作られ蓄積されています。また、男性避妊手術を受けていない限り、射精により精子が放出されるので、妊娠の可能性は常にあります。どんな時でも、避妊を怠らないようにしましょう。





コンドームには、勃起時のペニスの直径によって異なるサイズがありますので、自分にあったものを選びましょう。コンドームの正しい使用方法や保管方法は思いのほか知られていないことから、避妊効果が低くなることがあります。コンドームの破損や脱落を防ぐために、正しい使用方法を





女性は閉経を迎えると排卵がなくなり、妊娠することは不可能になります。しかし、男性は生涯精子を作り続けるといわれているので、妊娠を望まない場合は、避妊が必要です。





殺精子剤は、精子を死滅させる、動かなくするなどの効果がありますが、細菌などの感染を防ぐ効果はありません。単独での使用は避妊の失敗率が高いので、コンドームと一緒に使用するのがよいでしょう。





ピル(OC)は、主に排卵を抑制し避妊効果を発揮するので、排卵のある女性にしか効果がありません。ですから男性はパートナーと相談し、コンドームなどで避妊に協力しましょう。





どんな手術でも、まったく安全というわけではありませんが、避妊手術が特別に危険というわけでもありません。しかし、男性の場合は精管、女性の場合は卵管を切断したり、ふさいだりするので、元の状態に戻すことは難しいといわれています。よって、避妊手術を選択する場合は、パートナーとよく話し合って決めましょう。





どんな避妊法でも、100%避妊はできません。しかし、正しい使用法でおこなえば限りなく100%に近づけることはできます。自分に適した避妊法を選び、正しい使用法をおぼえることが大切です。





女性にとって、避妊法として信頼できない方法は不安に感じるはずです。腟外射精も同様です。相手の女性を大切に思うなら、避妊法について正しい知識を持ち、効果の高い避妊法を選択してください。





これ以上妊娠を望んでいない場合は、長期間避妊ができる方法を考えましょう。出産経験のある女性には、IUSやIUDなどの避妊法が適しているといわれています。婦人科で子宮に装着してもらう小さな器具で、長期の避妊が可能です。特徴を理解した上で、パートナーと相談してみてはいかがでしょう。





女性が避妊に興味を持ち、積極的になるのはとても良いことです。しかし、避妊はどちらか一方だけが主導権を持つものでもありません。二人でよく話し合い、お互いが納得した方法を選びましょう。妊娠するのは女性だけであることを忘れないでください。





男性が避妊(コンドーム)を嫌がるのは「面倒だし、気持ちよくない」という理由がほとんど。そんなことで、望まない妊娠をしてもいいのですか?二人の関係をもっとよくするためにも「避妊」ついて話し合ってください。





男性が長期間にわたり高熱を出し、精巣に影響が出た場合などは精子ができなくなることもありますが、一般的な発熱ぐらいで精子が死ぬことはありません。また女性が発熱しても、子宮内の精子は死にません。





避妊法には、コンドームのようにコンビ二やドラッグストアーで購入できるもの、ピルと呼ばれている低用量経口避妊薬(OC)などのように婦人科でないと購入できないものがあります。女性は、さまざまな避妊法から自分にあった避妊法を選ぶことができます。それぞれ効果や特徴も異なりますので、まずは、きちんと勉強し、どの避妊法が自分たちにあっているのかをパートナーと一緒に話し合ってみましょう。





それぞれの避妊法によってメリットやデメリットがありますので、どんな避妊法が自分にあっているのか婦人科で相談しましょう。避妊法の中には、赤ちゃんを産んだことのある人にあっているIUSやIUDなどもあります。





セックスの回数が増えれば妊娠する可能性は高くなりますが、一度でもセックスすれば妊娠の可能性はあります。そして、不特定多数の人とのセックスは、性感染症にかかる可能性も高くします。よって、避妊と性感染症のことをしっかりと学んでください。





射精によって女性の体内に入った精子は、子宮内を目指して動くので、飛び跳ねても洗浄しても妊娠の可能性はあります。精子の動きは早いので、射精の後に腟を洗浄しても間に合いません。





生理中でも妊娠する可能性はあります。排卵日に出血して生理と勘違いするなど、出血が本当に生理であったのかわからない場合がありますから、避妊は必要です。また、生理中は細菌感染や炎症がおこりやすいので、できればセックスを避けたほうが良いでしょう。





精子は精液の中にいるので、単独で空気中に出ることはありません。精液が空気中に出ても、精子は精液の中で生きています。なので、一度空気中に出た精液でも、腟内に入れば妊娠の可能性はあります。





ピル(OC)は、毎日正しく服用することで高い避妊効果を発揮するお薬です。1回の飲み忘れならば対処法もありますが、種類や状況によっても変わってくるので、処方してもらった婦人科に相談してください。





「腟外射精」を避妊法だと思っていませんか?射精していなくても、男性の性器からの分泌液(カウパー氏腺液)には、微量ながら精子が存在している可能性があります。よって、腟外射精は避妊法の1つとは言えません。男性がおこなえる避妊法は、コンドームの装着か避妊手術のどちらかです。





避妊ができなかった、コンドームが破れてしまったなど、避妊に失敗した場合に100%ではありませんが、72時間以内なら緊急避妊法で妊娠を防ぐことができます。まずは、婦人科に行って相談しましょう。





生理は、妊娠しなかったことによっておこる出血です。しかし、排卵時期や、妊娠したときにも出血がある場合があります。いつもと量が違う、またはいつもと生理の来るタイミングが違うなど、不安を感じたら、婦人科を受診しましょう。





人工妊娠中絶は、最終の選択肢。手術によってカラダやココロに大きな負担がかかることもあります。過去に中絶経験のある人もない人も、望まない妊娠を防ぐために自分とパートナーに適した避妊法をしっかりと選びましょう。





ピル(OC)、IUS、IUDなどの避妊法は、使用を中止すれば、使用する前の状態に戻る避妊法です。従って、正しく使用していれば不妊の心配はほとんどありません。ただし、避妊する前から不妊だった場合は、その状態に戻ることになりますから、避妊の実施に関係なく、婦人科で検診など定期的なメンテナンスを受けるようにしましょう。





通常、生理は、排卵があってから起こります。よって、避妊をせずにセックスすれば、産後の生理を一度も見ることなく再び妊娠する可能性があります。実際、出産後1年以内に妊娠する人は少なくありません。出産後の避妊ついて、出産前後の定期健診時などいつでも婦人科で相談してみましょう。避妊法には、授乳中でも使用できるIUD、IUSなどがあります。IUSは薬の成分が微量ながら母乳中に移行すると報告されていますので、医師に相談してみましょう。





授乳中の女性がピル(OC)を服用すると、薬の成分が母乳中に移行する可能性があります。ピル(OC)の服用を開始するタイミングを婦人科で相談してみましょう。避妊法には、授乳中でも使用できるIUDやIUSなどがあります。IUSは薬の成分が微量ながら母乳中に移行すると報告されていますので、医師に相談してみましょう。





婦人科で子宮内に装着してもらうIUSやIUDなら、お薬の飲み忘れの心配がなく、長期にわたり避妊が可能です。使用に際しての注意事項などがあるので、婦人科で相談しながら最適な避妊法を探してください。





女性のカラダはとてもデリケートなので、排卵を自由自在にコントロールすることは困難です。しかしピル(OC)は、排卵を抑えることで避妊を可能にし、使用を中止すれば、再び排卵がおこります。





ピル(OC)は生理が始まってから閉経するまで、避妊が必要である限り服用することができます。しかし、閉経後など、排卵が起こらなくなり避妊の必要性がなくなった場合は服用の必要はなくなりますので、婦人科で相談しながら服用してください。





閉経をむかえれば、排卵が起こらなくなる、すなわち妊娠をすることはなくなるので避妊の必要はありません。しかし、閉経したと思っていたのに数ヵ月後に生理が再開することもあります。婦人科で相談しながら、閉経が確定するまでは避妊を続けてください。


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L.JP.MKT.WH.02.2018.1385