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ちゃんと知りたい男性のカラダ

受精に挑む精子をつくる
男性のカラダの構造を知りつくせ~!!

男性の生殖器には、精子をつくり子宮内に送りこむ役割があります。外から見ることのできる外性器は陰茎(いんけい)と陰囊(いんのう)、カラダの中にある内性器は精液を送り出すためのさまざまな器官からなっています。精子は精巣でつくられ精管を通り、精嚢(せいのう)で蓄えられます。射精の時に精子は精液とともに尿道に送られ、勃起(ぼっき)した陰茎から射出されます。

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精子が作られるまで

精子は、視床下部、下垂体、精巣の働きによって作られます。

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視床下部が性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)を分泌し、下垂体を刺激します。

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刺激された下垂体は卵胞刺激ホルモン(FSH)と黄体形成ホルモン(LH)を分泌し、精巣に働きかけます。

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LHとFSHが精巣に協力して働くことで精子がつくられます。

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つくられた精子は、精細管から精巣上体に集められ、成熟します。

精子について

精子の長さは、約0.05~0.07mm、遺伝情報のDNAがつまった丸い頭部(核)、中間部、尾部からなっています。
1回に射精される精液の量は2mL以上、精液1mL中に精子は1億個程度存在することが多いのですが、この数値は変動が大きいようです。
精子の移動する速さは、運動速度の速い精子で1秒間に0.1mm程度。射精後、卵管に精子がたどり着くまでに1時間かからないといわれています。ですから、セックスの後にあわてて腟を洗いながしても、避妊効果がないことがわかると思います。

精子について